起業 という選択をして 自分らしい生き方 を出来るようになっていくためには継続的に 売上 が
上がるようなシステムを構築しなければならない。 そしてどのようなシステムであっても構築している途中では
労働 をする必要がある。 では、そんな労働をしながらでも楽しみながら継続出来る方法はあるのだろうか?
多少でも心理学をかじったことがあれば人類学者グレゴリー・ベイトソンの提唱した「学習とコミュニケーションの階層論」に触れたことがあるだろう。 この階層論を体系化したのがロバート・ディルツで「ニューロロジカルレベル」として知られている。 このニューロロジカルレベルとは6つの階層から成り立っているのであるが、下の階層から順に
①環境
②行動
③能力
④信念・価値観
⑤自己認識
⑥スピリチュアル という構成になっている。
実は半端なコンサルが提唱している「Why→How→What」とはこの6つの階層の真ん中を切り取ったものに過ぎないのだ。 全体像を把握出来ない状況で走り続けることなんて出来ない。 それはこのように考えてみれば実感出来るだろう。
もし長距離マラソンに出場することになったとして、走る距離も制限時間も決められておらずに、ただひたすら走り続けろ!と言われて、走り続けることが出来るだろうか? ゴールがないためドーパミンも出ないし、期限もないのでノルアドレナリンも出ない。 結局快楽も痛みも生じないので動き出さないのは当たり前のことなのだ。 だからこそ、まずは全体像を把握し、ゴールを設定するところから起業はスタートする。
次回からはいよいよそれぞれの階層でどのようなことを行っていけばいいのかを明らかにしていくことにしよう。
続く