個人事業主 に限らず ビジネス に携わる人にとって必須の能力、それこそが セールス 力なのだ。
ビジネス の目的は 売上 を上げること。従って 起業 するにせよ、 就職 するにせよ セールス 出来て 売上 を作れるようになることは誰にとっても求められている。
これまで経験則で伝えられてくることが多かったこの セールス だが、 心理学 、 脳科学 の驚異的なまでの発展。それを補強する 催眠 や 表情分析 、 栄養学 が セールス を サイエンス に導いたのだ。
自分の命を賭けてでも大切にしたい人のために覚悟を決めること、それこそが使命となる。
この使命に相当するものがFor Whom。「誰のために」だ。生物としての生存欲求すらも捨ててしまえるだけの貢献意識を持てる人に気付けると、その瞬間から落ち込むことは全くなくなる。
その上でその大切な人にとっての「何屋で何者」になるのか?それがWho。自己認識だ。ここからいわゆるゴールデンサークルというものに入ってくる。第一段階がWhy。信念・価値観のレベルだ。ただし、このWhyに至るには目的を見失わないことだ。ビジネスという選択をするのであれば目的なお金。従って起業家にとってはこのWhyはお金以外にはあり得ないのだ。次がHow。能力のレベル。ここに至って具体的に幾らのものを何人にセールスするのか?最終的には労働収入なのか、権利収入なのかを明確化すればよい。
いよいよ具体的な「行動」レベル。いわゆるWhat。「何をしてお金を作るのか?」ということだ。
Howのレベルで労働収入あるいは権利収入で具体的に単価が定まって来ており、その上で自分の目的を遂行する上で必要な金額も定まっているから顧客数も明確になる。その段階ででは具体的にどのような商品やサービスであればそれが現実になるのかを落とし込んでいけばいいのだ。
例えば月収で50万円稼ぐ場合、まずは労働収入として試算すると
①毎月5万円の商材を10人にセールス
②毎月10万円の商材を5人にセールス
⑤毎月25万円の商材を2人にセールス
などのように設定できる。もし今のあなたが会社員であったなら、今取り扱っている商材がどのくらいなのかに気付ければ必要顧客数も明らかになってくるだろう。
場合によっては商材の変更をした方がより早く目的を達成できることもあり得る。
だからこそのWhatなのだ。ここに振り回されてしまうといわゆるノウハウコレクターと化して、何一つ実践出来なくなってしまう。