現実的な課題として、 女性 の会社内での立場は厳しい。それはやはり 子ども を生むことが出来るのが 女性 だけの生物学的な特性だからに他ならない。
妊娠・出産という比較的長期の休暇が発生することを考えると、企業の 人事 担当者も採用を躊躇せざるを得ない。
なぜなら 人事 担当者も一従業員に過ぎないため、退職のリスクを自らの責任で負えないからだ。そしてそんな背景も影響しているのだろう。 好きなこと で 起業 して 個人事業主 になるのは 女性 が圧倒的に多いようだ。
さて、実際に起業すると、会社勤めの時とは決定的に異なってくることがある。
それは「組織力」という点だ。それ故に、会社組織で提供しているような商品やサービスを個人事業主が提供しても勝負にならないと言われる。なるほど。確かに一理ある。
ただし、その原因をキッチリと認識することから始めてみよう。
会社組織の場合は複数の従業員がいる。そのため、それぞれの得意分野があり、営業やセールスで力を発揮できる人、広告・宣伝で力を発揮できる人、事務作業で力を発揮できる人、現場で力を発揮できる人などなど。。。
いわゆるプラス面に特化して業務を遂行することが出来る。また反面。人である限りはマイナス面もあるものの、これをお互いにカバーしあうことが出来るので、よく言われることではあるが「1+1=2では個人プレーに過ぎない。1+1を3にも4にも出来るものが組織力」ということだ。つまり従業員がお互いの強みを生かしていくことで一人ずつでは出来ないものを達成することが可能になる。
これは会社組織ではよく言われる話。ただし、確かにその通りではあるが、この話の裏側を見てみるとどうなっているか?
つまりはプラス面が強化されずにマイナス面の方が強化されるような真逆の事態になったらどうかということだ。社内の人間関係のこじれからお互いに足を引っ張り合う。結果として1+1でも2にさえならない。。。
このような事態にならないようにするには何が求められるのかと言えば、それはコミュニケーションだ。そしてコミュニケーションを有効活用すれば組織力は発揮できる。ということは個人事業主でもコミュニケーション能力を向上させさえすれば会社組織に勝てるだけのビジネスを仕掛けることが出来るのだ。
なぜか?それはビジネスパートナーや顧客との人間関係も全てコミュニケーションで成立しているからに他ならない。そしてコミュニケーションは「相手の立場を思いやる」なっていう精神論ではない。具体的なテクニックのあるサイエンスなのだ。だからこそ、その技術をマスターすれば初対面の相手にわずか20分ででも3600万円の売上を打ち立てることも出来るのだ。