集客 して 見込み顧客 と繋がるためにも、自分の 売りたい 商品 や サービス を効率的に セールス していくためにも重要なのが 人間関係 を構築すること。
全くの他人で、 信用 も出来ないという人からよりも、自分が 信用 している人が熱心に勧めてくれるなら、買う買わないは別にして聞いてみたいとは思うだろう。
すなわち セールス を行っていく上であっても、全てにおいて ビジネス の基本になっているのが コミュニケーション なのだ。
個人セッションを行っているとしばしば受ける相談の内容として、「今まで会社での就業経験もほとんどない。また特に資格も取得してこなかったので、採用もしてもらえないし、やむを得ず起業するしかなかった」という女性の声。
もともと人事を15年ほども行ってきたので、敢えて包み隠さずに企業の本音をぶちまけてしまうと、改正男女雇用機会均等法が施行されているとはいえ、同じスペックの男女から応募があった場合には、人事担当者であれば男性を採用するだろう。
それは何故か?妊娠・出産という女性ならではのものがあるからだ。この妊娠・出産だけは男性が代行出来るものではない。そしてこれは何も応募者の女性個人が望んでいる・いないに関わらず一般論として認識されているため、仮に「今後妊娠・出産をするつもりはない。自分はビジネスの世界に生きていきたい」としても、採用する側にとっては関係がないのだ。
とした場合、女性の場合は長期の休職が予想されてしまう。これは企業側にとってみればリスクなのだ。だからリスクを軽減するために男性を採用する、という非常に安易ながら根付いた風習と言えるだろう。そしてこのような採用を継続することで、その蓄積が文化となり、日本のビジネス文化を作り上げているのだ。だからこそ、改善されてきたとはいえ男性社会と言われてしまうのだろう。パワーバランスが崩れているから調整しようと過剰になってしまったり、色々と過激な意見を述べる方も多いだろうが、ここで述べたいのはそのような戯言ではない。
現実問題として就職条件面で不利になった女性が「就業」という選択肢では自分や子どもとの生活を維持できないとなった時に、追い詰められるように「起業」せざるを得ないというケースがあることなのだ。起業塾やコンサルタントなどでも起業アドバイザー的な役割の肩書を名乗る人は多いが、その大半が弱みに付け込んだハイエナと言えるだろう。
なぜなら起業自体は自治体に問い合わせれば、タダでいくらでも教えてもらえるからだ。重要なのは何か?それはビジネスとしてお金を稼ぐこと。そしてそのお金を自分が大切にしている子どもと、自分自身の将来のために使えるようになっていくことなのだ。そしてそれらをなしえる大前提がコミュニケーションである。対面に限らずSNSを通じての情報発信もそうだが、全ては人間関係を構築するところから始まるのだ。
そしてブレインリライトプログラムではこの人間関係構築のためのコミュニケーションを科学することを究極の目的としている。だから「相手の立場に立って、まずは相手に何が貢献できるかを考えましょう」みたいな寝言を言うつもりは一切ない。ビジネスは具体的なものなのだ。具体的な行動を変えなければマインドがどれだけ素晴らしかろうがお金にはなりえないのだ。
次回からこのような点からコミュニケーションの科学を展開していきたい。
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