きっと 個人事業主 の中では 自己啓発 の世界のある人物の名前が非常に有名だろう。その名も アンソニー・ロビンズ 。世界No.1の指導者と言われる人だ。
別に彼のことをどうこういうつもりはない。その主張は確かに核心をついているものばかりだ。そしてそんな彼の主張の一つに 6ヒューマンニーズ というものがある。
これは人間には根源的な 欲求 、 ニーズ があり、それは6つに集約されるというものだ。
その6つに関しては様々な表現で用いられることがあるが大きく分けると次の通りだ。
1.安定感・・・安定したいというニーズ
2.不安定感・・・変化が欲しいというニーズ
3.愛とつながり・・・愛されたいというニーズ
4.重要感・・・価値ある存在でありたいというニーズ
5.成長・・・成長したいというニーズ
6.貢献・・・何かに貢献したいというニーズ
このニーズに関しては非常に悩まされたものだったということを正直に告白しよう。経験則としては納得できるものの、根拠がアンソニーの主張だけであるように思えていたためであった。どれだけ世界でNo.1の指導者と言われ、歴史的人物のコーチを担ってきたような人物の主張であったとしてもブレインリライトプログラムではその根拠を求めるような姿勢を崩すわけにはいかなかった。
それは実際にアンソニーのセミナーを受講してみると良く分かる。とにかく激しく、動きが豊富で思考できるような状況になくなってくる。ひたすら陶酔感に落とし込んでいく中で、体感は途轍もないものを得られることだけは確かだ。
しかし・・・
それでは「再現性」が生まれないのだ。「コミュニケーションを科学する」ことで再現性を生み、「誰もが目の前の相手と真剣に向かい合う文化の創出」を究極のテーマにする限りは誰が語っても同じ効果が再現できるプログラムでなければ成立しない。サイエンスとはそのようなものだからだ。たった一人の傑出したカリスマに頼っている限りは自分の望むゴールが達成できない、そう思った時に、検証を始めていたのだ。
実はこの6ヒューマンイーズとその裏付けとなる理論。脳科学を統合することでゴール設定の正しい方法が見えてくる。
そしてその方法さえ気づいてしまえば正直、コーチングなどやる必要がない。しばしば個人セッションを依頼され、倍によってはコーチングの依頼になることもあるが、結論からお伝えすると、私が行うコーチングはほぼ相手の話を聞いていない。ブレインリライトプログラムはサイエンス。従ってベースとなる科学の理論をお伝えすれば自分で気付けるからだ。
受講された人でカウンセラーやコーチを行っている人からはビックリされることも多い。いわゆる傾聴というやり方とは全く違ったものでありながら確実に脳のプログラムが書き換わってしまうからだ。
そう。だからこそ、このプログラムは「セールスプログラム」ではなく「ブレインリライトプログラム」なのだ。
次回へ続く
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