起業 した結果、 個人事業主 として 売上 を追い求めるのであれば、当然 売上 を立てるための セールス を行わなければならない。
そしてその対象者である 見込み 顧客 にあなた自身のことを認識してもらえなければそもそもスタートを切れないということになる。
自分の ビジネス の見込み 顧客 に認知されるために行動を起こすこと、それこそがマーケティングなのだ。
そしてマーケティングはしばしばラブレターに例えられる。つまり自分の商品やサービスが最も効力を発揮するたった一人の問題を解決する手段になりうる人に対してラブレターを書くのと同様なのだ。このたった一人のペルソナを具体的に設定し、その人のためにであれば自分の命さえも賭けられる(=For Whom)が明確になった人こそ、起業という手段でビジネスを成功させやすい人なのだ。
さて、とした場合、その見込み顧客の悩みを正確に把握するだけでなく、なぜそれがその見込み顧客にとって問題なのかを認識出来ていなければならない。なぜならこの世界には問題というものは存在していないからだ。
存在しているのはただの事象に過ぎない。その事象を見込み顧客がどのように認識してしまうかで、それが見込み顧客にとっての問題となるのだ。だからこそ、見込み顧客の生活習慣やそのような認識に至る背景、人間関係などを知らなければ対応できるはずがない。具体的に分からないようであれば直接問い合わせて確認することもまた必要だろう。
例えば以下の2つのラブレターを比較してみよう。書き手が男性で見込み顧客が女性とした場合にどちらが響くだろうか?
①「私は女性が好きで好きでたまりません。私の人生に女性がいないなんで考えられないことです。だから私は女性のためには命も投げ出す覚悟があるのです。ですから私とお付き合いください」
②「あなたが以前〇〇という経験をされて、それ以来深く傷ついているということを知っています。それでも人前では敢えてそのような姿勢を全く見せずに懸命に生きているあなたを応援したいという気持ちがあるのです。あなたの人生を少しでも支えられるようにお付き合いさせていただけないでしょうか?」
さて、どちらのラブレターが響くだろうか?①の場合であれば「なぜ私じゃなきゃダメなの?」ということに気付けないということが分かるだろうか?人は特別視されることを望むニーズがある。「あなただけが特別なんだ」という意識を持ちたいのだ。そしてこのように特別な自分に向けられたメッセージだからこそ、見込み顧客があなたを意識するのだ。
ここで重要になってくるのが最終段階のWhen,Where。つまりはその見込み顧客の生活習慣をイメージした際にいつ、どこで告知をすれば認知される可能性が最も高いのかを定めていけばいいのだ。
従ってSNSが拡散力があるから、という理由だけでやるのが間違いだと気付くだろうか?もしあなたの見込み顧客が習慣としてそもそもSNSを見ないような生活習慣であったなら認知されることはないからだ。むしろ対面でアプローチした方が良い場合だってある。まずは自分自身を認知してもらうことで見込み顧客と出逢える機会を増やしていくことが黒字起業なのだ。
次回へ続く
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