起業 して 個人事業 で 稼ぐ のであれば、当然認識しておくべき前提がある。
それは【 ビジネス って何?】ということだ。そもそも ビジネス というものの本質が分からなければ
それで 成功 することなどありえないだろう。
「ビジネスって何?」、そして「お金って何?」
しばしば言われることだが「ビジネスとは問題解決」。
じゃあ問題って何?
「これが問題です」なんてものがあるのかと言えばそうじゃない。
例えるならコップの半分を満たしている水のようなもの。
「コップに半分入っている水」自体は問題じゃない。
結局は何にフォーカスしてどんな解釈をしているかだ。
「まだ半分も入っている」と自分のリソースにフォーカスするならコップ半分の水は問題にならない。むしろ資産だろう。
ただ「もう半分しか残ってない」と足りていない部分にフォーカスするなら、コップ半分の水は問題だろう。
全く同じ事象でもフォーカスと解釈で問題になる。なぜなら感情が悲しみに囚われるから。
つまりは事象自体は問題ではなく、その事象によって引き起こされた悲しみが問題なのだ。
心理学の定義では悲しみとは喪失感。
故にその喪失感を埋めようとホメオスタシスが作用するので対価としてのお金が発生する。
とするならビジネスの方法は2つだけ。
一つはフォーカスを変えさせて解釈を変える。そうすれば喪失感は無くなるので問題ではない。
これがいわゆるリフレームというものだ。ある意味ではコップのサイズを小さくして満足する方法ともいえるだろう。宗教がこのようなアプローチを用いて稼いでいると言える。
もう一つは物理的にコップを満たすこと。つまりはコップのサイズを変えずに満たす水の量を増やすのだ。
この水をお金に置き換えてみるといい。つまりはエフィカシーをどうするのか?ということなのだ。自分のコップのサイズというエフィカシーを変えずに環境を変えることで得られるのが成功。そこに生じているのはコンフォートゾーンをずらしているということなのだ。
それに対してコップのサイズを小さくするということは現状のコンフォートゾーンの中で満足を探るということだ。
どちらが正しい、間違っているではない。ビジネスとは相手の心に生じた喪失感を埋めることにより悲しみという感情を解消し、結果として問題解決をしているという本質に気付いたとき、意識すべきは相手の感情にあるということが分かるだろう。
次回へ続く
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