見込 顧客 の 問題 を解決することで 価値 を提供し、 売上 につなげることが出来ればそれが ビジネス モデルになりうる。
ただしそれにはWhyではなくFor Whomが明確になっている必要があるのだ。
そしてその人のために自分が何者でありたいのかというWhoがあり、そこで初めてWhyが出てくる。
ここで大切なことは肩書という表現をしているからと言ってもWhoが別に自身のビジネスに直結している必要はないということなのだ。
例えば自分の命を懸けてでも大切にしたい人にとって、自分はパートナーになって一生側にい続けたい、という選択であっても全く問題はないということなのだ。変にビジネス色を意識せずとも、本当にFor Whomが明確になって、その人の役に立ちたいと感じるようになってくると自然と次のレベルHowでビジネスが出てくるものなのだ。
どういうことかと言えばまず自分が命を懸けてでも大切にしたい人が喪失感から悲しみを感じていることに気付く。
大切な人を悲しませたくないからと自分がそれを解消する肩書であることを明確にする。
そして何故その肩書になったのかを明らかにしていくわけだが、Whyの項目で大切な人の理想と現実のギャップを認識し、そこを埋めていかなければならないことを知ってはいる状態だ。
Howでは具体的にどのような方法でその喪失感、ギャップを埋めていくのかを明確化していくのだ。だから先の例ではパートナーになりたいというWhoを選択したとしてもパートナーとして支えていくためにお金が必要であればこのHowの項目で自身のビジネスが出てくるのだ。
For Whom:S子さん、あなたにとって理想的な在り方はこうですよね。でも現状はこうですよね。ここにギャップがあって、あなたはそれに対してマイナスな感情を感じていますよね。
Who:私はそんな問題を解決出来る〇〇という存在なのです。
Why:なぜ私が〇〇という存在になることを選択したのかと言えば、あなたが持っているこんな部分に惹かれているからなのです。(だから私はあなたが自分自身の価値を再度認められるように力になりたいのです。/あなたが素晴らしい人であることを私は知っています。だからこそ、あなたの夢を現実化させるお手伝いをしたいのです。)
How:それを実現させるために私は具体的にこのような手法であなたの喪失感を解消していけるのです。
次回へ続く