悪徳 カウンセラー 、コーチ 、 コンサルタント の セールス 手法とその背景。
起業 したての 個人事業主 がハマる危険な罠とその対処法とは?
そして万が一、自分のやり方がこのようになっている 個人事業主 の方はやり方を修正しなければ 顧客 がどんどん離れていってしまいます。
意外なほど人は自分の脳の力、脳力を高く評価している傾向にある。
しかしながらそれは完全な勘違い。脳ほど騙しやすいものは無い。
問題はその騙し方を知っているかどうかだけだ。
自分の脳力が高く、騙されていない、と思っている人は、必ず騙される。そして騙されていることに気付くことさえない。
なぜそんなことが起こるのか?
答えは脳は常に栄養失調状態だから。だからこそ省エネモードでしか機能出来ないのだ。
省エネモードでしか機能しないからこそ、催眠の導入手法である「一点集中」と「混乱」が
相手の潜在意識に直接影響を及ぼせることになる。省エネの盲点を突く手法だ。
だからこそ、単純接触効果は恐ろしい威力を発揮することがある。
それは「3回以上言われると人はその可能性を感じ始める」という特徴を活かしたもの。
つまりこんなケースだ。
A:「あなたの夢は何ですか?」
B:「私は世界一周旅行に行くことなんです。」
A:「本当にそれがあなたの夢ですか?」
B:「はい。小学生のころからずっと憧れていて、自分でお金を作れるようになったら絶対に行こうと決めていたんです。」
A:「本当にそうなんですかねえ・・・。なぜ私にはそれがあなたの本当に夢ではないように思えてしまうんでしょう?」
B:「いや、本当に私は世界一周に行きたいんです。そのために貯金も始めていますし・・・」
A:「もし、あなたが今思い描いている夢が違ったとしたらどうでしょう?やっぱり意外と自分自身のことって見えていないことって多いですよね?」
B:「そうなんですかね・・・。私の本当の夢って違うんでしょうか・・・」
A:「もしあなたの本当の夢に気付きたいのであれば私がお手伝いできるかと思いますよ」
こんな会話。Aは3回相手の夢が「間違っている」という主張を繰り返したことによって相手を洗脳し、その上で自分のサービスを売り込んでしまうことも出来るわけだ。
カウンセラー 、 コーチ 、 コンサルタント という肩書の人が増えている今だからこそ、本当の自分の夢ぐらいは自分自身で明確に描けてぶれないようになる必要があるね。