ビジネス の 成功 は事前準備でほぼ決まっている。結局どこまで自分でコントロール出来る範囲のことをやり切っているのか?
それには 成功 の構成条件を自分で整理して段階を追っていく必要がある。
そして最終的に何を目指しているのかが明確になるからこそ、逆算して事前準備が効果を発揮できるように出来るのだ。
ではビジネスの最終的なゴール、目的とは何か?それは「お金」でしかない。
「貢献」だとか「お役立ち」などという大義名分を掲げるのであれば、ボランティアででもやっていればいい。
ビジネスという選択肢にしたのであれば、必ず「お金」を得られなければ成功にはなっていない。
「お金」を得るためにビジネスを行うのであれば、最終的には売上を上げるような行動を行っている必要がある。
そして売上を行うには顧客の問題解決か新たな快の提供ということで「痛み」の除去か「快」の提供という「痛み」と「快」を伝えていくことになる。いわゆるこの情報提供がセールストークだ。
ここのセールストークを対面で行うのかECサイトなどで行うのかは別にしても、結局のところ顧客が人である限りは人に響くような表現で伝えていかなければならない。
しかしながらここで重要なポイントがある。たとえばニコニコしながら言葉では「ふざけるなよ」と言っている人がいたらどう思うだろうか?あるいは大号泣して体を丸め暗い表情をしている人が言葉では「私は今、最高に幸せだよ」と言っていたとしたらどう思うだろうか?
有名な「メラビアンの法則」の実験でもあるが、結局人は言葉の内容よりも表情や声の方で主張しているものを受け止めるものなのだ。だからこそ自分がセールストークをするのであればこの表情や声とトークスクリプトの内容とが一致していなければならない。
そしてセールストークのスクリプトは顧客が聞いただけで「欲しい」となるような仕掛けを施しておく必要があるし、セールストークを「聞きたい」という状態に出来るような雑談を準備しておく必要がある。
そして雑談が出来るようにするためには第一印象で興味を持ってもらわなければならない。
言い換えれば好印象を与えることから売上の全てはスタートするのだ。自分の売上が思うように上がっていないのだとしたら、どのレベルで停滞しているのかを見直してみることもまた必要なのだろう。