そもそも自分の 夢 を現実化 するためになぜ ビジネス という選択を行うのか?
それは お金 があれば大抵の 夢 を 実現 出来るからだ。だからこそ 起業 に 投資 するようなバカな行為をすべきではない。
起業 は手段に過ぎないのであるから、最も重要な自分自身の 夢 を明確化すること、それはすなわち「誰のためにであれば自分の命を使えるか?」を明確化することに他ならない。
人生の目的に気付くというのはチョットオーバーな表現にも思えるが、結局のところ、何のために起業するのか?何のために個人事業主になるのか?と言えば一重に「誰かのため」と連動しない限りは上手くいくはずがない。ただし、そのゴール設定をバッチリとしてしまうとあなたからコンサルタントは金を取れなくなるのでそのゴールを意図的にぼやかすのだ。
例えば「もっと自由になりたい」という願望があったとしても、「ではなぜ自由な時間が欲しいのか?」と掘り下げていくと「誰かのため」というのが必ず出てくるものだ。もしそうではなく「自分が自由に旅行に行きたいから」という個人的な理由だけであった場合、いつでも言い訳をして逃げ出すことが出来るのだ。自分の人生に他人を巻き込むからこそ、どのような状況になってもやり続けられる。だから起業しても上手くいくのだ。
そしてそんな「誰かのため」が明確になっている人であれば別に起業という選択をしなくても、必ずゴールを達成することは出来る。ただしかかる時間が変わってくるので起業という選択肢が最短・最速だと思えるのであれば選択すればいい。
そして注意すべきは「誰かのため」であるということはここに「自分が好きなこと」である必要はないということだ。むしろ自分の好きなことで起業するということのリスクを誰も認識していない。「好きなことで起業する」とは好きなことだけをやってお金を稼ぐということではない。好きなことしか出来ないということなのだ。どうだろう?本当に24時間365日一切の休みなく、そのことだけに頭を向けて取り組めるだろうか?今の時点では時折空いた時間で好きなこととして出来ることが、一切他のことが出来ずにそれだけを飽きずにやり続けなければならなくなる。これはある意味で非常に苦しいことではないだろうか?
例えば食べ物の好物で「ラーメン」があったとしよう。「好きなことで起業する」ということは、すなわち今後一生ずっとラーメンしか食べられないという選択をすることなのだ。ましてや今の時点で好きなことというのはゴールを達成したあなたが好きなことであるとは限らない。言い換えれば「ラーメンがこの世で一番美味しい御馳走だ」と思っていた人が他の料理を食べてみて心移りをする可能性が全くないのであれば、それで起業してもいいのだろうが、ゴールを達成した時に様々な料理を味わうことが出来るという前提に立つのだとすればそれは避けた方が賢明だろう。
では何をすればよいのか?それこそが次のステップ。「自己認識」である、Who(=あなたは何者か?)なのだ。
自分が命を賭してでも役立ちたい人にとってあなたは何者でいたいのか?それを明確化した時に、おぼろげながらであっても真にぶれないゴール設定が出来るようになってくるものだ。
次回へ続く
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