どうせ 起業 するのであれば、初月から 黒字 を目指したいもの。もし初月から 黒字 化出来るようであれば 副業 からスタートして、
本業の 従業員 としての 収入 を超えた上で退職し、 個人事業主 として今後を歩み出せばいいからだ。
そして 黒字 化するということは数字と向かい合うということ。従ってここにも マインド セット などという要素はみじんも入り込めないということはお分かりになるだろう。
さて、「黒字化」とはどういうことか?その前提に立って考えてみるとおのずと答えは見えてくる。
すなわち、経費よりも売上が出ている状態を作り出すことだ。従って計算式に表すとこのようなものだろう。
売上-経費≧0
そしてそれぞれの構成要素を検討していくだけでいい。あなたが提供しているビジネスの売上を構成するものは何だろうか?何かの製品を流通させているのであれば製品の販売代金だろうし、紹介料などもあるかもしれない。あるいは権利的収入がある人もいるだろう。とにかくあなたが自分のビジネスとして得られる売上の要素を洗い出してみるといい。
その上で、あなたがコントロール出来るものは何だろうか?例えば製品の販売価格をコントロール出来るのだろうか?自分の商品であれば自由に設定できるだろう。これが氾濫しているのがネット上の商材だ。「以前は40万円で販売していたコンテンツを今回は無料でつけます」みたいな謳い文句で表現されると非常にメリットがあるように見えるものの、実際にその価値があるかどうかは売り手が自由に決められるという場合は該当するだろう。あるいは値引き幅を持っているようなケースも同様かもしれない。
問題は権利的収入なのだ。結局自分が一切の労働をしなくても入ってくるのが権利的収入になる訳なので、その仕掛けの数を増やすこと自体は自分でコントロール出来るかもしれないが、権利的収入自体はコントロール出来ないということなのだ。従って黒字化を目指す第一歩として売上を上げるのであれば自分がコントロール出来るものを上げていくようにすればよいことになる。
その上で同様に経費を洗い出してみよう。自分が労働することによって生じている人件費も含めるのだ。このように売り上げと経費で自分がコントロール出来る部分にフォーカスしてコントロール出来る範囲を増やしていくことでビジネスとして成立していくのだ。
そして何よりもプラスアルファに関しては売上だけで生じさせるようにすることで黒字化は可能になってくる。
一見すると非常に当たり前のように思えることかもしれないが、この当たり前のことが実は黒字起業の大前提であることを忘れてはならないのだ。
次回へ続く
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