個人事業主 にとって 黒字 にすることは自分の ビジネス が 成功 するかどうかを隔てる第一歩。
だからこそ、 結果 が出るまで 継続 することが必要であり、その行動を続けるためにも「 好きなこと で 起業 」という主張がまかり通ってしまうのだろう。
ただし、これには大前提が抜け落ちているということにお気づきだろうか?
それはビジネスにとっては売上が出なければそもそも黒字化は出来ないということだ。
そして売上とはこのように算出されるものなのだ。「売上=顧客数×顧客単価×購入頻度」。
あなたが販売したいと感じている商品やサービスの単価はいくらなんだろうか?重要なのは個人事業として活動する限りコストが必ず発生するということ。
だからこそ顧客数を増やそうとすると行動量も多くなるのでコストも多くかかってしまうということなのだ。ということはあなたが提供する商品やサービスの単価が大きく、購入頻度も高いものでなければ成立しないということになる。
だからこそ個人事業主にはセールス能力が必須なのだ。しばしばセールスはするな、マーケティングをしろ。という勘違いを耳にするが、大手企業も莫大な資金をかけてブルーオーシャンを探すために徹底的にマーケティングをしている中、一個人事業主がそれらの競争に勝ち抜いていってブランディング出来る可能性をどれだけで見ているのか全く数字化されていない。
確かにSNSの発達により個人でもメディアを持てる時代にはなっているが、それは企業も同じこと。
セールスであれば純粋に自分の商品やサービスだけで勝負出来るものの、マーケティングとなると大手企業との競争に勝ち抜いていかなければ生活すること自体が出来ないということなのだ。
だからこそ、そんな主張を鵜呑みにした人たちのコミュニティから実際に成功している人というのはほぼ出ていないということで実証されているだろう。
セールスをおろそかにするということは自分自身の商品やサービスの価値を自分自身で疑うことに他ならない。自分自身が売れると確信の持てないものをマーケティングで拡散したところでマイナスのブランディングにしかならないという事実にそろそろ気付いてみてはいかがだろうか?
次回へ続く
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