起業 して 個人事業主 として ビジネス を軌道に乗せるにあたっては 見込 顧客 と出逢うことが必要になる。
そのためには自分が命を懸けてでも大切にしたい人をペルソナとして設定することから全てが始まるのだ。
そして「ビジネスとは問題解決」と言われるように、そのペルソナの問題を解決出来る存在として自らの肩書を伝えることでペルソナの理想的な未来を見せるのだ。
次に伝える内容。それがWhyだ。
つまりはFor Whomにとっての理想的な在り方と現状とのギャップからペルソナの喪失感を認識し、その喪失感によって悲しみというマイナスの感情が生じてしまうことをお伝えする。
その上で自分がその問題を解消できる存在であるという肩書を相手に伝える。
ここから「何故?」を語るのだ。しばしばビジネスはWhyから始まると言ってゴールデンサークルなどというものを主張している方もいるが、そうではない。前提としてFor Whom、Whoが定まるからこそのWhyなのだ。
ここでいう「何故?」とはこのように考えてみるといい。「何故私はペルソナにとって〇〇という肩書になりたいと思うのだろうか?」という理由の説明だ。
おそらくは単純に「自分以上に大切だから」とはなってしまうはずなのだが、それでいいのだ。なぜならニューロロジカルレベルにおいてもこのWhyに相当するレベルはあくまでも自分自身の欲求のレベルに過ぎないので貢献などというものではないからだ。
だからWhyは「自分がそうしたいから」ということをストレートに伝えるだけで良い。
ここまでの流れをおさらいするとこうなる
For Whom:S子さん、あなたにとって理想的な在り方はこうですよね。でも現状はこうですよね。ここにギャップがあって、あなたはそれに対してマイナスな感情を感じていますよね。
Who:私はそんな問題を解決出来る〇〇という存在なのです。
Why:なぜ私が〇〇という存在になることを選択したのかと言えば、あなたが持っているこんな部分に惹かれているからなのです。だから私はあなたを手助けしたいのです。
次回へ続く